鉱物資源の分析視角
前回は、鉱物資源の種類と分類を網羅しました。
この回では、各資源をどの点で分析していくのか、その視点を絞っていきたいと思います。
例えば、5w1hはどうでしょうか。
when
→いつから採取されるようになったのか(歴史)
where
→どの国で主に採取されているのか(産地・輸出国)
who
→どの国で主に消費されているのか(利用地・輸入国)
what
→何に使われるのか(用途)
why
→なぜその原料でなければならないのか(特性)
how
→どのようにして採取されるのか(採取法(何かもっといい言葉がないのか・・))
我ながらいい感じなのではないかな、と思ったので一旦これで進めていきまーす。
鉱物資源の種類
はい、鉱物資源にフォーカスすることが決定しました。
次にどの鉱物資源に着目するかを考えなければなりません。
ここでの絞り方は、色々考えることができてちょっと難しいなと思います。
一旦鉱物資源を網羅して、イメージを作ってみましょう。
以下は、経済産業省資源エネルギー庁から拝借した元素表です。金属が色で種類分けされていてみやすいです。
表で見るのも悪くないですが、少し箇条書きしてみましょう。
ベースメタル
アルミニウム、鉄、銅、亜鉛、スズ、鉛
(6種)
貴金属
ルテニウム、ロジウム、パラジウム、銀、オスミウム、イリジウム、白金、金
(8種)
スカンジウム、イットリウム、ランタン、セリウム、プラセオジム、ネオジム、プロメチウム、サマリウム、ユーロピウム、ガドリニウム、テルビウム、ジスプロシウム、ホルミウム、エルビウム、ツリウム、イッテルビウム、ルテチウム
(17種)
リチウム、ベリリウム、ホウ素、炭素、フッ素、マグネシウム、ケイ素、チタン、バナジウム、クロム、マンガン、コバルト、ニッケル、ガリウム、ゲルマニウム、セレン、ルビジウム、ストロンチウム、ジルコニウム、ニオブ、モリブデン、インジウム、アンチモン、テルル、セシウム、バリウム、ハフニウム、タンタル、タングステン、レニウム、タリウム、ビスマス、ウラン
(33種)
全部で64種ありました。意外と少ない?多い?
わからない元素名が多すぎました・・。イッテルビウムってなんやねん。
面白くなってきたので、以上の全種類の金属について、1記事で1元素の説明をするような形を取っていこうかなと思いました。
その元素をどのような観点で説明していくかは、次回の記事にまとめていきます。
資源の種類
こんにちは、steveです。
各国の資源の動向をまとめていきたいと思っています。
うまくハマって続いていけたら・・!っていう感じです。
なので、早速記事執筆の準備にあたって資源の種類を一旦総ざらいして、
その中からジャンルを絞るというやり方を取ろうと思います。
調べたところ資源には以下の種類があるようです。
- 鉱物資源
- 水資源
- 森林資源
- 海洋資源
- 食料資源
結構いろんな種類があるんですね。
そもそも資源とは、「人間の生活や産業等の諸活動の為に利用可能なもの」(wikipedia)という意味なので、基本的に私たちの生活に使われているモノの材料は全て資源とみなしてよいということですね。
さて、以上の資源の中からどれを選ぶかという話ですが、個人的に興味のある鉱物資源にしようと思っています。
単純に単位重量当たりの価格が上の中で最も高い、つまり価値の高い商品なので、
お金の好きな自分にピッタリと思ったからですね^^
それでは、鉱物資源の旅へレッツゴ〜!